山茶碗(やまぢゃわん)

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灰釉陶器とは異なり、釉薬をかけずに平安時代以降中世まで続く焼き物です。山林の窯跡などで採取されることから山茶碗という名称が付いており 須恵器・灰釉陶器と比べるとかなり粗雑な作りになりますが、重ね焼きによって大量生産されるようになりました。そのため、一般庶民にまで供給されたものであると考えられています。当初の関の機能は789年に廃止されましたが、平安時代以降中世にかけても関銭を徴収していた記録や山茶碗の出土から、中世まで不破関にはなんらかの機能があったことがわかります